UV-A

UV-Aは、紫外線の約9割を占めています。エネルギーは弱いものの照射量が多い為、徐々にではありますが肌にダメージを与えていきます。肌の奥の真皮層まで達し、ハリや弾力の素となるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンを作る繊維芽細胞にまでダメージを与え、シワ、たるみといった老化を引き起こします。

また、紫外線によってできたシワやたるみは「光老化」といわれます。UV-Aは物質を透過し、雲やガラスも通り抜けるので、室内でも日焼け予防は欠かせません。

UV-B

UV-Bは、紫外線の中でも約1割と少ないですが、真皮層まで達することはなく肌の表面で吸収され、UV-Aよりエネルギーの強い紫外線です。表皮の細胞膜やDNAにダメージを与え、日焼けによる火傷・炎症(サンバーン)や、メラニン色素の増加による色素沈着(サンタン)を引き起こし、シミやそばかすの原因となります。屋外でのレジャー紫外線も、日焼けの主な要因となるため注意が必要です。

UV-C

UV-Cは、最も有害な紫外線ですが、オゾン層に吸収され地上には到達しません。しかし、近年ではオゾン層の破壊が進み、その危険性が心配されています。

UV対策

通勤中・運転中、室内にいても年中気になる紫外線。日焼け止めだけでは追い付かず、特にお顔は完全防備したいですよね。徹底的に日焼け対策をするなら、UVカットのマスクがおすすめです。通常のマスクより紫外線遮蔽率が高く、顔を覆う面積が広いタイプ(99% UVレースタオルマスク【今治産タオル】)もあります。

暑さ対策

最近では、涼感タイプやウォータークールタイプのマスクが増え、蒸し暑い夏場でも快適に過ごせます。肌に優しいメッシュ素材のマスクもあるので、気になる汗やベタつきも気になりません。

お肌に優しいマスク

せっかくお肌を保護するために着けているマスクでも、摩擦で肌が荒れてしまうこともあります。特に敏感肌は、マスクの素材が合わないなんてこともあるでしょう。マスクの素材もガーゼタイプや布タイプと種類が豊富です。シルク地に今治産のタオル地など、お肌に優しい素材を使ったマスクもあります。ムレスタイプのマスクなら、蒸れやUVも防げます。(オーガニックマスク)

おしゃれに気遣いたい

最近ではマスクも、コーディネートの一部としてアクセサリー感覚で着ける「デザインマスク」が増えてきています。レディース用ではレースなどの柄物やキャラクターデザイン、キッズ用のかわいいポップな絵柄、通常のマスクに着けるマスクカバーなどもあります。デザインマスクはおしゃれなだけでなく、涼感タイプ、温感タイプ、UV対策などの機能性の良さに加え、洗って繰り返し使えるタイプが多いのでコスパも良いです。